ピクトリコから枚数が多くて価格の安いバルク品が売り出されていることをご存知だろうか。
例えば自分が良く使うピクトリコプロ・セミグロスペーパーA3ノビは通常製品では20枚入りだが、バルク品では50枚入りのものがある。 価格も2023年4月12日現在、通常の20枚入りが5,520円、バルク品の50枚入りが7,568円となっている。
2023年4月12日現在の販売価格で比較すると、ピクトリコプロ・セミグロスペーパーA3ノビ1枚当たりのコストは以下のようになる。
商品 | 1枚当たりの価格 |
---|---|
通常商品(20枚入り) | 276円 |
バルク品(50枚入り) | 151円 |
半額とまではいかないが、なんと1枚当たりで約45%も安くなるのだ。
写真の印刷コストと言えばインク代ばかりが気になるかもしれないが、良い紙を使おうと思うとその用紙代もなかなか馬鹿にできない。 作品へのこだわりが強くなってくると色の調節で試し刷りをする回数も増えるもので、毎回用紙代だけで120円削減できるというのはかなり大きいと言える。
残念ながらすべてのピクトリコ製品に対してバルク品が売られているわけではない。 恐らく一部の需要の多いものだけだと思われるが、現時点で見つかっているものをピックアップしてみた。
あるいはその時々によって別の製品もバルク品として売られている場合があるので、各通販サイトで検索してみるのも良いだろう。
ひとつだけ注意点を挙げるとすれば、通常の製品とは異なり茶紙で包まれただけの簡易包装であるという点か。
通常のピクトリコ製品はダンボールで作られたパッケージに用紙が入っている。 そのため多少パッケージの角が何かにぶつかったりしてもそうそう中身の用紙が痛むこともない。 しかしバルク品は茶紙で包まれているだけだ。 中身の一番上と下に厚紙が入っていて多少保護されているが、さほど強固なものではない。 配達の際にそういった部分が問題になる可能性は捨てきれない。
それでもこの安さを考えれば試す価値は充分にあるだろう。